歯科治療や検診を中断していませんか?
歯科治療や定期健診を途中でやめてしまうことは、お口やからだの健康に様々なリスクを引き起こす可能性があります。お口の健康はインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症対策にも繋がりますので、今回ご紹介する内容に心当たりがある方は、年末年始忙しくなるその前に通院を再開してみてはいかがでしょうか。
歯科治療や検診を中断するとどんなリスクがあるの?
まずは歯科治療や検診を中断するリスクについて見てみましょう。
- 虫歯や歯周病などのお口のトラブルが悪化する
- お口のトラブルが悪化するにつれて治療期間が延び、費用や通院の負担が増える
- 歯を失う可能性が高まる
- 急に痛みが出たり、腫れがぶり返す
- 歯並びやかみ合わせに悪影響が出る
- 健康な歯にも影響が出る など
通院をやめてしまうきっかけの例
通院をやめてしまった理由として、以下の項目に心当たりはありませんか?
治療途中で痛みがなくなった、仮の詰め物を入れておちついた
痛みがなくなったり、仮の詰め物を入れたからと言って治療が完了したわけではありません。治療中断のリスクでもご紹介した通り、治療途中で放置してしまうと、症状が再発したり、虫歯などが悪化する恐れがあります。ご自身で判断せず、しっかり治療をしておきましょう。
仕事や部活・勉強が忙しくなった
仕事や学校が忙しくなってしまった方は、できる限り患者様のスケジュールを考慮しながら治療計画や検診の予定をご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
予約をキャンセルした、または無断キャンセルした
キャンセルをしてしまったのでそのままになっている、無断でキャンセルをしたため連絡しづらいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。少し勇気がいるかもしれませんが、ご遠慮なくご連絡下さい。
なお、キャンセルの場合は、ご予定がわかった時点で早めにご連絡をいただけると大変助かります。また、キャンセルのご連絡の際に、新しい予約をしておくこともおすすめです。
治療が終わったから通院の必要はないと思っている
歯は治療しても正しいケアをしなければ何度でも悪くなってしまい、最終的には歯を失ってしまう可能性も。治療が終わったから通院の必要がないと思っている方は、ぜひ歯科定期検診に通ってください。予防や早期発見・早期治療することがお口とからだの健康に繋がります。
まとめ
今回は歯科治療や検診を中断するリスクについてご紹介しました。年末年始は忙しく疲れがたまりやすいタイミングでもあり、生活リズムも不規則で免疫力もおちていることが多い時期です。歯科医院が休みの時期に限って急な痛みやお口のトラブルに悩まされないように、日ごろからお口の環境を整えておきましょう。お子様が居る方は、冬休みを利用して家族で歯科医院に通いましょう。