歯の白さの違い
自分の歯の色が気になる…と思ったことはありますか?歯の色は、歯の質の違いや飲食物の着色、虫歯の影響による変色などにより、差が出てきます。
今回は歯の色についてよくある疑問をご紹介します。
歯の色は歯の質で決まります
ご自身の歯の色は、歯の質によって決まります。
歯の外側のエナメル質の色や透明度・厚さなどの違いによって、内側の象牙質の色の透け方が変わるため、髪の毛や肌と同じように歯の色にも個人差が出てきます。
歯の質以外の色の違いの原因
歯の質の違い以外に、歯の色が違う原因は以下のようなものがあります。
- コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどの色素の強い飲食物による着色
- 加齢による黄ばみやエナメル質の摩耗の影響
- タバコのヤニよる着色
- 虫歯や外傷など何らかの理由により、歯の神経(歯髄)が死んでしまった影響による変色 など
平均的な歯の色は?
図は、歯科医院で歯の色を確認するときに使うシェードガイドです。
このシェードガイドの場合、日本人の平均的な歯の色はS30前後です。(シェードガイドにも種類や基準が様々ですので、かかりつけの歯科医院でお尋ねください。)
歯を白くしたい方へ
まずは、ご自身の歯の色の原因を知りましょう。
飲食による表面的な着色汚れは、食後の歯磨きや歯科医院でのクリーニングである程度落とすことができます。
当院では、歯科医院で行うプロ(歯科衛生士)によるクリーニング PMTCを行っています(保険適用外)。タバコのヤニや茶渋など色素沈着をきれいに取り除き、光沢のある本来の歯面に回復するだけでなく、虫歯・歯周病・口臭予防・歯質強化にもつながります。
ご自身の健康な歯の色をより白くしたい場合は、歯を削ることなく、麻酔をすることなく、白くしていくホワイトニングがおすすめです。当院では歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自身のペースでご自宅で行うホームホワイトニングをご用意しています。
虫歯や外傷などにより、歯髄が死んでしまった影響で変色した歯は、ホワイトニングの効果が落ちてしまいます。
歯の詰め物・被せ物もホワイトニングでは白くなりません。これらの場合、セラミックやジルコニアといった素材を使った審美歯科をおすすめしております。当院では、外観の良さを追求するとともにかみ合わせなどの機能向上も目指しています。
今回ご紹介した歯を白くするどの方法も、メリット・デメリットや注意事項など、かかりつけの歯科医院でしっかり説明を受け、ご自身の歯の色の原因やライフスタイルに合った方法を選びましょう。
当院では、丁寧なカウンセリングで患者様一人ひとりに合った治療をご提案いたします。患者様のご希望が十分に反映されるよう一緒に考えていきますので、お気軽にご相談下さい。
詳しくは下記のページも併せてご覧ください。