診療案内

お子様に当てはまる癖は
ありませんか？

いつも口があいている、口呼吸をしている
鼻炎喘息を持っている
姿勢が悪い、猫背など
いびきをかく
指しゃぶりを長く続けている
かたい食べ物が嫌い、よく噛まずに飲み込む
風邪をひきやすい

歯並びを悪くする癖の例

歯並びが悪くなる原因は遺伝だけではありません。様々な生活習慣が歯並びに影響を及ぼすことがあります。

口呼吸

口呼吸をしている子どもは、舌の位置が悪くなり、これが続くと顎の成長が妨げられる場合があります。顎の成長が悪いと、将来的に永久歯が正しく並ばなくなり、歯並びや咬み合わせが乱れる可能性があります。

姿勢の悪さ

正しい姿勢は顎の成長にも影響します。姿勢が悪いと、顎の正常な成長が妨げられ、結果的に歯並びや咬み合わせに悪影響が及ぶ可能性があります。例えば、猫背やスマホ首などには特に注意が必要です。

舌の癖

歯を舌で押す、または上下の歯の間から舌を出す癖は、歯並びや噛み合わせに悪影響を与える可能性があります。特に、舌癖は指しゃぶりの癖が関係していることがが多いです。

口周りの筋肉の発達不足

口の周りの筋肉は、しっかり噛みしめるために重要な役割を果たします。噛む力が低下すると、顎の発育に悪影響が出たり、将来的に顎のスペースが不足する要因となり、出っ歯や受け口、叢生などの不正咬合を引き起こす場合があります。

口呼吸と歯並びの関係

口呼吸をしていると、歯を舌で押したり、上下の前歯の間から舌を出す癖が生まれやすいだけでなく、口周りの筋肉のバランスも崩れやすくなります。これが顎の正しい成長を妨げ、結果的に歯並びや噛み合わせの問題を引き起こすことに繋がってしまいます。
当院では、口周りの筋肉の発達を正常化するためのさまざまなトレーニングを提供するとともに、歯並びや噛み合わせを悪化させる癖の改善も行います。口呼吸による影響を最小限に抑え、健やかなお口の状態を保つために、ぜひご相談ください。

鼻呼吸と口呼吸の違いについて

鼻は粘膜で覆われており、ほこりや細菌を遮断し、清潔な空気を肺に届ける、空気清浄機のような役割を果たします。
対照的に、口呼吸では外部の空気が直接喉に触れ、異物が含まれた空気が肺に入るリスクが高まります。これにより感染症やアレルギーの発症が懸念されます。さらに、口呼吸の影響で口内が乾燥し、唾液の自浄作用が低下するため、虫歯や歯周病、口臭などのリスクが高まる可能性があります。

口呼吸がいけない理由

口呼吸をしていると、下顎や舌の位置が下がります。これに伴い、奥歯が伸び、頬の圧力が高まります。このような問題が重なることで、顎の正常な成長が妨げられ、歯並びや噛み合わせが悪くなってしまいます。さらに、歯を舌で押したり、指しゃぶりなどが加わると、ますます歯並びや噛み合わせが悪化します。

小児期の矯正の必要性

矯正の目的は不自然な位置にある歯やアゴを整え正しいかみ合わせときれいな歯並びを作り出すことです。永久歯は、親知らずを除いて28 本あります。28 本の歯が正しく生え揃うには、顎の骨に適正なスペースが必要です。その為にはよく噛み、よく運動させ、骨格の正しい成長を促してあげる事がとても重要です。
しかし、現代人は顎の発達が不十分で、美しく機能的に並んだ歯列を持つ人は少なくなっています。
子供の頃より顎の成長を促し、矯正を始めれば理想的な歯列を得る事が可能であり、またそれが小児矯正の最大のメリットだと言えるでしょう。
矯正治療を行う代表例は「悪い歯並びとは」をご参照ください。

矯正治療の時期

MFT インビザライン・
ファーストインビザライン

タップで拡大できます。

MFT（口腔筋機能療法）

舌の癖や口呼吸などを改善し
きれいな歯並びに導くMFT

MFT（口腔筋機能療法）は、舌や唇、顔面などの筋肉の機能を整えるトレーニング法です。

舌や頬、唇など口周りの筋肉を鍛える
正しい舌の位置を保つ
唇の適切な状態を保つ
咀嚼、嚥下、発音、呼吸を正常に行えるようにする

これらのことを目的としています。これらができるようになると、気になる舌の癖や口呼吸などの改善や、きれいな歯並びに繋がり、日常生活の快適性を向上させることができます。
また、矯正治療の円滑な進行と、治療後の歯並びの維持が期待できるため、当院では積極的にMFTを取り入れています。

MFTの特徴

矯正治療がスムーズ

お口周りの悪習癖は、矯正治療中の歯の動きを妨げることがありますが、改善することで、治療がスムーズです。
後戻りしづらい

悪習癖の改善や口腔筋を強化することで、矯正治療後も歯並びが安定しやすく、後戻り防止に繋がります。
顔の筋肉のバランスが整う

MFTで顔の筋肉のバランスが整うことで、口元やフェイスラインが引き締まり、表情も豊かになります。
はっきりとした発音

舌を正しく動かせることで、はっきりした発音に繋がります。

MFTの流れ

STEP1検査

矯正治療の検査・診断の後に、MFTの診断に必要な筋肉の状態を検査します。

STEP2診断

検査データに基づき、患者さんにあった最適な治療計画を立て、ご説明いたします。

STEP3通院

患者さんのお口の状態にあったトレーニング方法を選び、一緒に練習します。

STEP4ご自宅でのトレーニング

歯科医院で練習したMFTのトレーニングを毎日ご自宅で行っていただきます。

STEP5繰り返す

ご自宅での練習状況を確認し、次のトレーニングに移り、診断、通院を繰り返し改善を進めます。

当院で取り扱う
小児矯正装置

当院では取り外し化できるマウスピース型の矯正装置を中心に取り扱っています。

マイオブレース

マイオブレースは、口呼吸から鼻呼吸への移行を促し、口周りの筋肉のバランスを整える、お子様向けのマウスピース型の矯正装置です。
毎日のトレーニングにより、舌や頬の筋肉の使い方や正しい呼吸方法を身につけることができます。これにより正しいあごの成長を促し、将来的な矯正治療を非抜歯で行える可能性が高まります。

メリット

装置が取り外せて、食事や歯みがきがしやすい
指しゃぶりや口呼吸などの癖を改善できる
痛みや違和感が少ない
日中に1～2時間と就寝中の装着で良いため、負担が少ない
将来歯を抜かずに2次矯正ができる可能性が高い

デメリット

装着時間を守らなかったり、トレーニングを継続しないと治療期間が長引いたり、結果が出ない
治療できるおおよその年齢が限られる
保険の適用がない

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストは、混合歯列期（生え変わり時期）の小学校低学年から使える、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置です。

メリット

透明で目立ちにくいため、周りに矯正治療をしていることを気づかれにくい
装置が取り外せて、食事や歯みがきがしやすい
痛みや違和感が少ない
将来歯を抜かずに2次矯正ができる可能性が高い
顎の拡大と歯並調整を同時に行う為、治療期間が比較的短い

デメリット

装着時間を守らないと治療期間が長引いたり、結果が出ない
治療できる時期が限られる
全ての不正咬合に適応できるわけではない
保険の適用がない

小児期の矯正の
進め方

STEP1相談

相談は無料です。何でもお尋ね下さい。ご希望があれば検査へ進みます。

STEP2検査

お口全体の健康状態を調べます。レントゲン撮影などを行います。

STEP3治療計画の立案

検査データに基づき、患者さんにあった最適な治療計画を立てます。

STEP4治療計画の説明

治療計画の説明をいたします。ご家族ともご相談のうえで、よくご検討ください。治療の申し込みを頂いてから、治療を始めます。

STEP5矯正治療開始

患者さんのご都合の良い時期より治療を行います。

STEP6歯の移動

2週間から1ヶ月に１回の割合で来院していただき、歯の移動具合や装置がとれていないか等を確認いたします。

STEP7保定装置（リテーナー）
装着と観察

歯の移動が終了したら、後戻り防止のため保定装置を装着して頂きます。保定装置の種類は、患者さんの口腔内の状況により異なります。

※口腔内の状況やドクターの判断により変更する場合もございます。

小児期の矯正は
ご家族の協力が必要です

小児矯正はお子様だけでなく、ご家族の協力が欠かせません。
最初は矯正装置に違和感を感じることもあるかもしれませんし、トレーニングも上手くいかないことがあります。装置をつける時間にも気を配りながら、お子様が慣れるまでしっかりとサポートしてあげてください。
また、矯正治療中の食事や口腔ケアにも気を使い、虫歯にならないよう心がけましょう。

桃谷駅前歯科・矯正歯科クリニック > 小児矯正