虫歯になりやすい人、なりにくい人の違いとは?

虫歯を予防するためには、歯磨きや歯科定期健診などの口腔ケアが大切です。しかし虫歯ができやすい人とそうでない人では、口腔ケア以外にもさまざまな違いがあります。

今回は、その違いと虫歯予防のために実践できる方法について分かりやすくご紹介します。

 

虫歯になりやすい人の特徴

口腔ケアの不足

虫歯になりやすい人の多くは、毎日の口腔ケアが十分に行われていないことが原因です。間違った歯の磨き方や、歯磨きの回数が少ない、または歯間ブラシやデンタルフロスを使わないことで、食べかすやプラーク(歯垢)が残り、虫歯のリスクが高まります。

 

糖分の多い食事

糖分が多く含まれる食品や飲み物を頻繁に摂取することも虫歯の原因です。特にお菓子、清涼飲料水などは、虫歯菌(ミュータンス菌)のエサとなり、虫歯が発生しやすくなります。

糖分の多い食事

 

不規則な生活習慣

食事の時間が不規則であったり、夜更かしをしたりする生活習慣も虫歯に影響します。特に寝る前に何かを食べてそのまま歯を磨かずに寝てしまうと、口の中の細菌が増殖し、虫歯リスクが高まります。

食べ物やジュースを口にしながらテレビを見たり、仕事や勉強をするなど、だらだら食べも、長時間お口の中が虫歯になりやすい状態が続いてしまいます。

ながら食べ

 

唾液の量が少ない

唾液は食べカスを洗い流したり、口の中を清潔に保つ役割を果たします。しかし、ストレスや薬の副作用、加齢などによって唾液の分泌が少なくなると、虫歯のリスクが高まります。

 

虫歯予防のためのアドバイス

正しいブラッシング

食べたら歯を磨くことを心がけましょう。また、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間のプラークも忘れずに取り除いてください。歯科医院での歯磨き指導で、正しい歯の磨き方を身に着け、効果的に食べかすやプラークを取り除きましょう。

歯科定期健診

 

バランスの取れた食事

糖分の多い食品や間食を控え、規則正しい時間にバランスの取れた食事をよく噛んで食べることを心がけましょう。甘いものが食べたいときは、キシリトール入りのガムやタブレットを取り入れると、歯を強くすることにも繋がりますよ。

 

定期的な歯科検診

虫歯は早期発見・早期治療が大切です。定期的な歯科検診を受けることで、自分では気づかない虫歯を早めに治療することができます。また、プロフェッショナルクリーニングを受けることで、虫歯リスクを減らすことができます。

定期的な歯科検診

 

まとめ

今回は、その違いと虫歯予防のために実践できる方法について分かりやすくご紹介しました。

虫歯になりやすいかどうかは、日々の生活習慣や口腔ケアの方法によって大きく左右されます。虫歯になりやすい人の特徴で自分に当てはまるものがあれば、少しずつ改善していきましょう。